2004/3/6〜7 現車を持って作業の場所へ!

というわけで、偶然手に入れた「XJR1200改」を「KATAYAMA号」とすべく、改造を始めました。いつものように長野の「塗士屋やまと」の大和君の家で作業です。12月から行う手はずは整っていたのですが、なにぶん現車を持って行かなければならないので、雪があるため、3月まで待っていました。

●下記のようにカタナとは、全長、ホイルベースの差があります。シートやタンクの関係値はどうなのか、少し不安!
車名XJR1200GSX1100SカタナYoshimura 1135R
全長/ホイルベース2,170mm/1,500mm2,260mm/1,520mm?/1,465mm



 ベースとなったXJRは1994年製の1200で、ほとんど撮影していなかったのですが、マフラーとハンドル(ビトーのチタンエキゾースト&KERKER、TBRのセパハン)以外は、このままの状態で購入しました。FCR、前後マグ、ボアアップ、ディスクetc.など多くて書ききれないほど、モデファイがしてありました。

 現車あわせのため、長野まで高速で向かいます。この日は、1時間前までチェーン規制で高速は通れませんでした。何回かSAに寄りましたが、もちろんバイクは私だけでした。また、これがXJRの姿だった物を映した最後の写真になりました。

 ゴムブッシュが入ったステーを介し、振動に備えます。まだ仮合わせ中なので、この後に塗装などの作業が待っています。

 カウルに隠れますので、外側からは見えません。ただし2枚の写真で説明していますが、裏側の形状はまったく違っているので、相当加工を施しました。簡単にはつきませんよ。フレーム幅がまったく違います。

 タンクの位置は決まったので(エンジンヘッドとのクリアランスをぎりぎりまでとし、下げるのは大変でした)、次はリヤ側のステーを制作します。

 ステーをきっちり溶接します。

 次にシートの位置を合わせ、XJRのノーマルフレームのシートロック部分を少し前側に移動します。ロック部分は使用せず、ステーのみ使います。

 位置的には、ヒューズなどがあるあたりで取り付けます。電気部分のメンテナンスはインナーフェンダーを取り外すことでOKとします。

 シートの位置が決まったら、次はテールカウルを合わせます。ステーを4カ所制作し、溶接します。幸か不幸か、テールアップになりかっこいいです。また、物入れもそのまま使えます。

 シートロックはカタナ用を使用します。そのため、フレームからステーをだします。高さなど位置あわせが面倒でした。スポット溶接は何回かしました。

 XJRより、カタナはやはりおしりが長いので、テールを切り取り、カタナのノーマルのテールエンドを使用します。リフレクタはXJRの物を使用します。XJRのウインカーを使う予定でしたが、ここには取り付けられませんので、少し考えます。

 カタナフェンダーとXJRフェンダーを合体させました。カタナ用はタイヤの関係で狭いです。


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